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>再生テスト動画はこちら本動画では、以下の工種について、工種概要、施工方法、積算方法などを解説します。
■動画の内容
①構造物とりこわし工【標準単価】 ②機械式継手工【標準単価】
③連続繊維シート補強工【標準単価】 ④ひび割れ補修工(充てん工法)【標準歩掛】
⑤鉄筋工【市場単価】
工種 |
概要 |
施工手順 |
積算方法・ 積算上の留意点 |
施工上の 留意点 |
①構造物とりこわし工 |
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②機械式継手工 |
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③連続繊維シート補強工 |
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― |
④ひび割れ補修工(充てん工法) |
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⑤鉄筋工 |
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概要:工種の概要を解説します。
施工手順:施工手順をアニメーションを用いてわかりやすく解説します。
積算方法・積算上の留意点:予定価格の設定における積算方法や積算上の留意点を解説します。
施工上の留意点:施工における留意点を解説します。
■構造物とりこわし工とは
構造物とりこわし工とは、河川・砂防・道路工事などにおける既設コンクリート構造物を、大型ブレーカ、コンクリート圧砕機、コンクリートブレーカなどを用いて破砕する工事をいいます。
■機械式継手工とは
鉄筋の継手工法には、重ね継手、ガス圧接継手、機械式継手、溶接継手など様々な工法があります。
機械式継手工とは、鉄筋の端部にスリーブやカプラー等の継手部品を取り付けて鉄筋と鉄筋を機械的に接合する継手工法をいいます。
■連続繊維シート補強工とは
連続繊維シート補強工とは、炭素繊維シートとエポキシ樹脂系の含浸接着剤などを用いて、橋脚などのコンクリート構造物の表面に貼り付け補強する工法です。
この工法は、軽量で、構造物の形状に合わせて、人力で施工でき、作業スペースの制約も受けにくいことなど、施工性に優れています。
■ひび割れ補修工(充てん工法)とは
コンクリートの劣化等により発生したひび割れは、そのまま放置すると、ひび割れから劣化因子(塩化物イオン、酸素、水など)が侵入し、コンクリート中の鉄筋腐食を進行させ、コンクリートのはく落が生じる恐れがあります。
ひび割れ補修工は、コンクリートに生じたひび割れを塞ぐことで、劣化因子の侵入を防止し、コンクリートの劣化進行を抑制する工法です。ひび割れ補修工には、充てん工法、低圧注入などがあります。このうち、充てん工法は、ひび割れに沿ってコンクリートの表面をカットし、その部分に充てん材を充てんして補修する工法です。
■鉄筋工とは
鉄筋コンクリートは、コンクリートの内部に鉄筋を配し、コンクリートと鉄筋が一体となって外力に抵抗する構造のコンクリートです。
鉄筋工とは、河川、海岸、道路、水路、コンクリート橋梁、鋼橋梁用およびコンクリート橋用床版等の鉄筋コンクリート構造物に使用する鉄筋の加工組立、および差筋、場所打杭の鉄筋かごの加工組立作業をいいます。
■土木工事標準単価とは
土木工事標準単価は、標準的な工法による施工単位当たりの工事費で、工事業者の施工実績に基づき、調査により得られた材料費、歩掛等によって算定した価格です。
経済調査会が発刊している「季刊 土木施工単価」では、土木工事標準単価を掲載しています。この土木工事標準単価は、国土交通省をはじめ都道府県政令市などの各発注機関で工事費算出(積算)に使用されています。
■標準歩掛(積上積算方式)とは
積上積算方式は、材料、労務、機械などの単価に数量を乗じて、直接工事費を算出する積算方式です。標準歩掛では、これらの規格や数量などが定められています。
経済調査会が発刊している「工事歩掛要覧」では、標準歩掛(積上積算方式)を掲載しています。これは、国土交通省「土木工事標準積算基準書」に準拠したものであり、国土交通省をはじめ都道府県政令市などの各発注機関で工事費算出(積算)に使用されています。
■土木工事市場単価とは
土木工事市場単価は、材料費、労務費及び直接経費(機械経費等)を含む施工単位当たりの市場での取引価格です。
経済調査会が発刊している「季刊 土木施工単価」では、土木工事市場単価を掲載しています。この土木工事市場単価は、国土交通省をはじめ都道府県政令市などの各発注機関で工事費算出(積算)に使用されています。
■関連する当会発刊書籍
季刊 土木施工単価 【土木工事標準単価および土木工事市場単価が掲載されています】
土木施工単価の解説 【土木施工単価の利用手引きが掲載されています】
月刊 積算資料 【機械式継手など材料単価が掲載されています】
工事歩掛要覧 【標準歩掛が掲載されています】