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>再生テスト動画はこちら本動画では、以下の工種について、工種概要、施工方法、積算方法などを解説します。
■動画の内容
①道路標識設置工【市場単価】 ②道路付属物設置工【市場単価】
③区画線工【標準単価】 ④高視認性区画線工【標準単価】
⑤抵抗板付鋼製杭基礎工【標準単価】
工種 |
概要 |
施工手順 |
積算方法・ 積算上の留意点 |
施工上の 留意点 |
①道路標識設置工 |
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②道路付属物設置工 |
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③区画線工 |
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④高視認性区画線工 |
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⑤抵抗板付鋼製杭基礎工 |
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概要:工種の概要を解説します。
施工手順:施工手順をアニメーションを用いてわかりやすく解説します。
積算方法・積算上の留意点:予定価格の設定における積算方法や積算上の留意点を解説します。
施工上の留意点:施工における留意点を解説します。
■道路標識設置工とは
道路標識とは「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」に基づき設置するもので、道路構造を保全し、道路交通の安全と円滑を図る上で不可欠な道路付属物です。また、道路利用者に対して、案内、警戒、規制または指示の情報を伝達する機能を有しています。
この道路標識を設置、撤去するための工事を道路標識設置工といいます。
■道路付属物設置工とは
道路付属物とは、道路上に設置される交通規制や道路保護等を主目的とした施設です。道路付属物には、道路線形等を明示し運転者の視線誘導を行う「視線誘導標」や「道路鋲」、所有者または管理者が異なる土地の境界線上に設置する「境界杭」や「境界鋲」があります。
これらの道路付属物を設置、撤去するための工事を道路付属物設置工といいます。
■区画線工とは
路面標示とは、道路交通の安全と円滑を図るために必要な案内・誘導・警戒・規制・指示などの情報を、線や記号などで路面上に標示することをいいます。この路面標示のうち、道路法に基づき道路管理者が設置するものを「区画線」、道路交通法に基づき交通管理者が設置するものを「道路標示」といい、区画線及び道路標示の設置、消去を行うものを区画線工といいます。
■高視認性区画線工とは
夜間や雨天時における視認性の確保や、居眠りや脇見による車線逸脱の防止のために、ライン上にリブ部を設置したり、通常よりも再帰反射効果の高いビーズを使用したりする区画線、道路標示のことを高視認性区画線といいます。
また、この高視認性区画線の設置、消去を行うものを高視認性区画線工といいます。
■抵抗板付鋼製杭基礎工とは
抵抗板付鋼製杭基礎工とは、道路付属物の基礎工事において、軟弱地盤、狭あいな場所でも対応でき、埋設物を避けて設置できる鋼製基礎工法です。
従来のコンクリート製直接基礎などに比べ、工期短縮やコスト削減が可能で、発生残土が少なく、道路標識柱、道路照明柱、多目的柱など、道路付属物の基礎全般に適用できます。
■土木工事市場単価とは
土木工事市場単価は、材料費、労務費及び直接経費(機械経費等)を含む施工単位当たりの市場での取引価格です。
経済調査会が発刊している「季刊 土木施工単価」では、土木工事市場単価を掲載しています。この土木工事市場単価は、国土交通省をはじめ都道府県政令市などの各発注機関で工事費算出(積算)に使用されています。
■土木工事標準単価とは
土木工事標準単価は、標準的な工法による施工単位当たりの工事費で、工事業者の施工実績に基づき、調査により得られた材料費、歩掛等によって算定した価格です。
経済調査会が発刊している「季刊 土木施工単価」では、土木工事標準単価を掲載しています。この土木工事標準単価は、国土交通省をはじめ都道府県政令市などの各発注機関で工事費算出(積算)に使用されています。
■関連する当会発刊書籍
季刊 土木施工単価 【土木工事市場単価および土木工事標準単価が掲載されています】
月刊 積算資料 【標識柱など材料単価が掲載されています】
土木施工単価の解説 【土木施工単価の利用手引きが掲載されています】